2013年12月29日

DCD-1500RE

平井堅の『gaining through losing』のSACD盤が安く手に入ったので、CDと聴き比べ。その結果…全く同じ音。いや、それは分かっていたことなんだ。ずっと目を背けていた現実を突きつけられた。これまで使っていたPioneerのDV-600AVはSACDを再生出来るだけであって、拾ったデータは全て一度バッファに蓄えられてしまうので、音質がCD相当になってしまうのだよね。それはこのマシンを改造してくれたお師匠様が発見したこと。これまで集めてきたSACDもその実力を発揮出来ずにいたのだ。

ASIN:B00ESYYFZU:image

で、ついに発売当時から「これは欲しすぎる!」と思っていたDENONのDCD-1500REの購入に踏み切った次第。Blu-rayからのデジタルアウトも拾えるし、USB-DACとしての機能もハイレゾ対応で十分だし、なによりもSACDを真っ当な音で聴けるだろうというところに期待をした。

結果、何一つとして裏切られないことに。旧プレイヤーと比較すると、その音の差は歴然。僕がこれまで聴いていた音は間違いなくCD並の音源だったのだ。思わずその差に笑いがこみ上げてきてしまった。

従来のCDの音はよりエネルギッシュに(しかし録音のしょぼい作品はそのしょぼさを露呈してしまう結果に)、iPodからの再生もCD並の音質を提供してくれる。

ハイレゾ音源は、なんとも言えないエネルギー感と空間の余裕を持たせてくれるので、CDのように音圧の頭打ちと言うことがない。これは上原ひろみ『MOVE』、Michael Jackson『Thriller』で証明してくれた。特に後者のCDはリマスタで音圧を上げすぎた結果、音がみっしり詰まりすぎてしまっていると言うことが判明した次第。迫力はあるけれども、余裕がない、という言い方が出来るか。

MP3などの圧縮音源も、アップサンプリングの効果があってか、十分に音楽として楽しめる。

Blu-rayからの光接続は、これまた力強い音作りを聴かせてくれる。ライブ音源などは効果てきめん。

総じてよい買い物をした。これでまた音楽を聴くのが楽しくなってくるな。オーディオに金をジャブジャブと使うほどの余力はないけれども、身の程をわきまえた程度のシステムは心の余裕を作ってくれるので、それはそれで自分に対する投資でもあるかと。

さっそく、このプレイヤーとラックスマンのアンプを持って、年越し八ヶ岳山荘音楽会に参戦してきます。今年の自分に対するご褒美だな。来年もガンバレよ、というメッセージとして受け取っておく。

DSCF9074.JPG

TBadmin