2008年06月24日

「K-POP」なんて表現じゃ全然足りないよう!

20080624-1.jpghttp://www.k-plaza.com/shop/item_05_09_05090067

韓国より荷物が届く。ラブソングばかり4枚組71曲も収められたコンピレーション。パッケージからしてすごい。A4変判のブックレットに写真がたっぷり。写っているのは収録されている歌手か?

オーディオ的な音の良さは結構感心。日本も見習おうよこれ。で、肝心の中身といえば。送り主曰く「初期チャゲアスが別方向に曲がっていった結果みたいな」。歌謡曲を総打ち込みにしてR&Bのテイストを載せる。そこに韓国的激情と愛情に熱情をたっぷりとつけ込んでは取り出し、純粋に歌のみに特化して曲を作ったらこんな感じになりましたというガラパゴス的帰結。イントロもアウトロもシンプルったらありゃしない。

20080624-2.jpgいやいや日本も相当に音楽におけるガラパゴスだとは思っていたけれども、韓国本土はそれどころではない。日本で活躍している韓国人アーティストはいかんせん音が日本用につくられてしまっているので、やたらとくせのあの麺に濃いスープが絡み合ってしまいわけのわからない音楽になってしまっているのだけれども、本土向けの音楽においては発音におけるバラエティが若干少ないように思われる韓国語で、韓国向けの曲重視のアレンジに乗せているものだから非常にシンプル。しかしなんともなんだこれは。韓国版「歌謡ステージ」を見ているような気分にもなってくる。時代に統一感がなさすぎる。アレンジこそは今風に整えられているものの、繰り出されるメロディと熱情の年代がボーダレス。一体これはどこで派生した楽曲だ?あ、韓国か。

20080624-3.jpgこれを書いている時点でまだDISC1を聴いている最中なのだけれども、もうこの時点で相当にお腹いっぱい。なんかアジアでチャゲアスや徳永英明がうけていた理由が今ごろになって分かってきたような気がする。こてこての浪花節歌い上げ系アーティストが彼の国々ではうけやすいんじゃないかと思ってみたり。激情を注ぎ込みすぎてオーバードーズを起こしてしまった平井堅とキム・ヨンジャの華麗なる上澄みブレンド、すなわちこれはポスト歌謡曲なんではないかと!