2008年06月11日

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 / アシュケナージ / プレヴィン / ロンドン交響楽団 (1972)

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実家のミニコンポに接続させたiPodの音が絶望的に平板でたまらないからか、それとも単に疲れているからなのか、手元にあるCDを再生させることが多い。とはいえ今現在手元にあるCDは荻野目洋子とラフマニノフだけなのだが。

起き抜けにたまたま放送されていた「題名のない音楽会」でガツンと脳天にトンカチを喰らわされたラフマニノフのピアノ協奏曲。速攻で目を覚まして速攻でクラシックのお師匠様に問い合わせる。「何かいい音源はないか!」

ということで入手した演奏。このところのストレス解消剤として頻繁に利用されている。ちょこっと聴いたり全編聴き通してみたり聴き流してみたり。

脳天に喰らったトンカチの正体はすぐにわかった。ピアノという主人公が番を張っているからこそに得られるこのカタルシス。映画音楽にも頻繁に使われているということを今さらながらに知り、さもありなんと納得させながら今も聴き流している。がっしりとした骨格、肩肘を張らせない優雅さ、太くしなやかなバネ。そして決めゼリフや殺し文句の多さ。脳がまったりとする隙を与えない。言うことなし。

現代音楽というと語弊はあるけれども、ここからポップスが生まれてきそうな若さが、今の自分の耳が求めている波長と合致したのかもしれない。それこそが音楽との巡り逢いという、まぁ自分にとっては散財の元になる厄介な楽しみなのだが。

ああ、早く自分の部屋に帰ってこのラフマニノフのもっと奥まで入っていきたい。

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ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 / アシュケナージ / プレヴィン / ロンドン交響楽団 (1972)