ゴールドムンドオーナであり現在僕が使用しているスピーカーの製作者でもあり、オーディオに関する全ての面に対する探求心が旺盛なお師匠様の下、パイオニアDV-600AVが「改」バージョンとして生まれ変わった。
とはいえ使ったのは、
・鉛シール
・銅箔
・フェライトコア
の三種のみ。
鉛はバラストの役割として天板裏、メカの真下、そしてトレーの裏に小指先ほどのものを2枚貼付。これによって本体やら何やらが軽すぎるがゆえに発生する振動をおさえ込むことに成功。ただし一度は貼りすぎで女性ボーカルが悲惨な目に遭い、その後に細かくチューニングした結果が現状の「改」バージョンとのこと。



[図:こんな小さなチップの上にも銅箔]

[図:天板にも銅箔]

[図:本体と天板の接点部にも銅箔]

そしてCD。これは音の速さに関してはゴールドムンドと遜色のないレベルにまでやってきてしまった。悪名高いブラインドテストとやらを実施してみても、下手すると聞き分けられない世界に来ているのではないかと。
ただしその肉迫な音作りも師匠様が持っている知識とデータ、そして勘が呼び寄せた結果のこと。600AV改を自宅に持ち込んでの最終セッティング中にも、600AV改にさらに手を出すか否かと悩みに悩んだ結果、スピーカーの工作調整とケーブルの適材適所への配置、および600AV改の設置方法のチューニングを行うことで全ては解決。これまで長年使用していたDAC代わりのD-06(DAT)もHDDレコーダとPCからのUSBワイヤレスシステム専用のDACとしてのセミリタイヤ。しかもCD使用時には電源を切っておくことに決定。D-06の電源が入った状態だと音が派手に鳴りすぎてしまうのです。おそるべし電気周り。
と、このようにして僕好みの「どんなジャンルのどんな時代の音楽でも、とにかく全ての音をが見える楽しい音作り」に合うシステムがひとまずの完成を見ることに。
僕の好みを全面に採用してもらっているので、決して万人受けするシステムではないのだろうけれども、このように「俺専用」システムを作り上げていくことがオーディオ遊びの醍醐味。今回はその全てを師匠様におんぶにだっこだったわけだけれども、そういう調整をしてもらえる師がいることにただ感謝するのみなのであります。
ということで現在の構成。
アンプ:Luxman SQ-38 Signature (師匠所有物)
CD&SACD:Pioneer AV-600DV (師匠改造バージョン)
DAC:Pioneer D-06 (DAT)
HDDレコーダ:SONY RDZ-D70
USB:RATOC REX-Link2
スピーカ:師匠作成オリジナル2ウェイ
スピーカケーブル:\200/m程度のケーブル+銀線でバイワイヤ
すなわち師匠依存症。
600AVの秘密も教えてもらったのだけれども「それってSACDプレイヤーとしてどうなのよ?」というSACDの本筋、根底を揺るがすような事実なので敢えて伏せておいた方がよいような。師匠のように基盤の流れが読める方ならばすぐにわかる仕掛けというか特性らしいのであります。僕はその話を聞かなかったことにしました。知ってしまうとダメダメなプラセボが働いてしまうような気がしてならないから。