着うたを買わなければiTsで買う曲も骨董品ばかりだったという人にとって、リアルタイムなシングル曲を選ぶのはなかなかに骨が折れ…ることもないか。
ひびが入って全治 1 ヶ月な右足親指が、あっさりと全治 2 ヶ月目に突入した今だからこそ、 「一瞬の夏に選び尽くすサムシング」 というミラクルへの共感ないし憧憬が成立するのだと思っています。
ということで、以下、楽曲としての 2007 撰。シングル撰。
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まずは録音の強力さ。 iPod Shuffle でもその威力を失わない、むしろ、そういったコンパクトオーディオデバイスでのドライブを意識したようなピラミッド音型に感服。乱暴に表現するならば、これは洋楽的構成。
ジャパニーズ・チャーテッド・ミュージックとしてチューニングされたメロディに 10 年前の Jap Rap のエッセンスを加え、そこに赤味噌をこってりと塗りたくった 2007 年の完璧な邦楽。
1978 年以降の邦楽文化が洋邦ユナイトによってパロ&駆逐されてしまったという安上がりな真実を認める喜びに溢れる 1 曲。
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ま、そういうことで。『ハチクロ』 のアニメ版でボロボロ泣いた私ですから、そのへんのアレでピンポイント攻撃されてしまっては元も子もないわけで。
ハイティーンという青春時代は遠いようで重いようで軽いようで、それでいてその後の時間が全てを濾過させてしまうという。
ま、そういう感じなのであります。
主観的に語るならば、カラオケレパートリーに対する回春意識の表れでもあり。かつ以上でも以下でもないという亜空間なのであります。
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パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた…夏 / 面影ラッキーホール
第一子を産んだばかりの妹に聴かせてみました。その子どもは当時生後 3 ヶ月で。
想像を絶する「厭な顔」をしながらも、曲の楽しさにうかれるという究極のジレンマを一瞬にして表現してくれました。予想通りの結果としてそれを目の当たりにした私はただただ「でしょ?」とほくそ笑み、それを聴かせている車中にてハンドルを握っているのみなのでした。何度もリピートさせながら。
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僕がわざわざコメントする必要もないっすね。
そのタイトルが現すとおりのレイヤー強制結合なリズムに合わせて口ずさまれながら、その無意味な、全くもって無意味な、無意味を通り越して山颪に立ち向かいながら口ずさむことを求められるテクニックを躍り食いのようにまるっとぱくっとイッちゃって下さい。
2007 年、もとい平成 19 年の紅白歌合戦に出場できなかったというそれは、もう、ネタとして私たちが全部受け止めます。どんだけ自分がポルノグラフィティ肯定派だとしても、その点においては断固戦わせていただきます。
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エアーマンが倒せない / Sera + Teem.ねこかん[猫]
秋口に帰省し、予備知識ゼロの弟に聴かせてみる。そして弟は甥っ子の面倒そっちのけで、ただただ俺が手渡した iPod に没頭している。
Web 界での席捲をよそ目にしても、その対象に対しては見事にアダプトするというそういう曲であり。平成 19 年紅白歌合戦における 「吾亦紅」 的存在なんすよ。マジで。
ま、それこそが時代です。 2007 年の amazon.co.jp チャートを前にし、うなづきながら週末に一人発泡酒をあおっては復習&追随に没頭する。独りカラオケに入り込んだときには、腹筋・横隔膜・肺・気道・喉・唇、その全てが連動するタイミングを見計らってアリのように刺すテクニックが求められます。
それこそが時代なのです。これは実にその一端なのであります。何の一端ですか?
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以上、 E 缶だけは取っておくライフを考えるようにと教えられた 1 年でありました。これらのお土産をもとに 2008 年くらいは飛躍してみたいと思います。音楽とか音楽とか音楽の面において。