バイリンガルな荷札。航空便。振るとカタカタと鳴る封筒。遙か西海岸のはて、その地方都市までの長旅に耐えきれず、ディスクは自らロックを解いていた。
「カットオフザパッケージ」
バイリンガル?
チラシは密入国のいたずらをちらつかせて。
2 年も前に記録されていたライブはやけにひかえめな録音レベルで。もちろん僕はボリュームを上げ。歌心を取り戻したその叫びを、時折煙草をふかしながら真夜中一人にて受け止めている。
"Thank you."
ボブはステージに一人。僕はこれからまた買い出し。