2007年08月31日

RATOC REX-Link2

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ゴールデンウィーク入り始めのこと。師匠宅にて AirMac なるものに触れて感銘を受ける。そこで思い出したのがラトックシステム社の 「REX-Link2」 。

◆製品概要と前説
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/rexlink2.html
AirMac という存在がありながら、あえてこのひどいデザインを選択する馬鹿もあるまい。自分が iTunes ユーザであったならば間違いなく AirMac をチョイスしているのだろうけれども、あいにくそれ以前にわが城には無線 LAN 環境が無く、選択肢は自動的に絞られてしまったという経緯。

ということで 2 万円枠の誕生日プレゼントを 3 ヶ月弱引っ張り続けた甲斐あって、REX-Link2 は手元にやってきた。ありがとう、妹よ。

◆接続
外付けUSBポート → 送信機 … 受信機 → 光セレクタ → DAT(DAC)

◆音質
1. WAV:元気
2. MP3:意外と頑張る
3. 試聴ソースの類:実音(CD等)を想像させる余裕が生まれる

◆だらだらと長い寸評
ということで、Web 上の試聴音源をつまみ食いする際のツールとして、実際の音源とのギャップを埋める、もしくは推測のマージンを得るための材料としては、非常に最適ということが判明。

DAC 側にレガートリンクコンバージョンが搭載されていることが反則技になってか、 MP3 も思った以上に楽しめる。人工的な音圧の再現もこなすので、ポップスフィールドの音楽であれば、厳密な比較を行おうとよほど息巻かない限りは、カジュアルに 「高音質めいた音」 を楽しむことができる。

もちろん伝送時のロスがゼロに近いという理屈も、プラセボ効果として多分に発揮されているのだとは思うけれども。

元気な音の味付けに関しては、PC 側での出力を調整することである程度はコントロールされる。ドンシャリというよりはギラギラ傾向に聞こえるので、 OS のボリュームコントロールを 80% 前後に設定することで、あのギラギラ感が抑えられて BGM としてより実用的な音になる。正直なところ、 100% のボリュームでは耳がしんどい。

CD を聴く用途としての出番はほとんど無い。前世代の遺物となりつつある音楽を聴くための、むしろ音楽を聴かせることにしか能の無い機器類をいまだ使い続けている者として、それは致し方のないこと。 MP3 に代表される圧縮音源と、 CD に代表されるオリジナル音源との棲み分けが自分の中で明確になっている以上、その送り出し方法が厳密に分かれているのも当然といえば当然。自分にとっての圧縮音源は、あくまでも 「ポータブル」 な存在なので。

何よりものメリットは 「ワイヤレス」 であること。自分のように PC とオーディオとの物理的距離が離れている場合にはケーブルが床の上をのた打ち回ってしまうことになるので、それが回避されるだけでもうれしい。

ということもあって、この製品最大の売りであるロスレス伝送はあまり役に立たず、実際には MP3 垂れ流しに使用するか、試聴時にそれらしい音で楽しむことによって、ついつい amazon の購入ボタンをクリックしてしまうきっかけになってしまうという罪作りな存在になっていると、そういうわけであります。