
勤務地に遅れること半日、仙台で本格的に雪が降り始めた。日中もそれなりにちらついてはいたようで、帰り道からして妙に道路がきらめいている。こりゃ朝のアイスバーンが怖い。
そんなこんなで虫干しをしている。見積すら返ってこない iAudio の座に取って代わるべく、主人に媚びを売っているシャッフルくんのために。毎晩、忘れずに曲を入れ替えておく主人も主人だが。
iAudio を使っていたこともあってか、エンコード対象がアーティスト単位に偏っていたことが明白に。 80 曲前後は放り込まれるはずのシャッフル君で、 1 アーティストが 5 曲も 6 曲も流れてくると、ただそれだけのことでも興ざめだというご主人様は、これを機にと PC を起動させる度にバックグラウンドでエンコード作業に勤しんでいる。
当座のところは一軍入りしている CD たちをラック最上段から順次エンコード。ここに並ぶのは主に 90 年代前半リリースの 「21 世紀には 1 枚 105円 のアルバム」 たち。
そういったものをエンコードしていると、なぜかしら 「ずっとそこに入っていたはずなのに、存在が目に止まることがなかった CD」 がそこにあることに気がつく。まるで初めて気がついたかのように。
ということで、虫干しがてらこんな音楽を爆音で聴いている。この当時なりの張りの良さが、想像以上に気分を盛り上げる。難しいことを考えずに JR SKI SKI というか今は亡きシュプール号というか。うまい具合に窓の外は吹雪。隣も空室なら階上も空室なのだから怒鳴り込んでくる輩もいまい。あまりにも爆音が過ぎて、何を書いているのかさえもさっぱりわからない。
ああ、 15 年前のプレイヤーがしっくりくるバブルポップ。歌うためのポップ。ちょっと踊ってみたりするポップ。全てがなんちゃってなポップ。月が変わってからと言うもの、自分のフェイクマンっぷりに嫌気がさし続けた挙げ句、そのどん底が見えつつある黴だらけの気分の虫干しを兼ねていることなど百も承知。余計なお世話だ。