2006年04月25日

ホーム / アウェイ

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来月のペイになる仕事を終えてホームタウンに戻ってきたとしても、将来のペイを生む仕事がまだ残っている。客先打ち合わせにつき、ターミナルを降りてはすぐに NARASAKI の力を借りる。

打ち合わせ、そのほとんどは雑談。自分の特技はきっと、バランスよく仕事が出来る人を嗅ぎ当てることなのだろう。問題はその 「バランスよく仕事が出来る人」 が持つエネルギーを前にすると、あっという間に自分のエネルギーの全てを持って行かれてしまうことか。むろんたとえ打ち合わせであっても、そういった人物と話をする時間を与えられたことを、少しばかりの僥倖と認めてはいいのだろう。もしそれが来月はないとしても、今だけは。

一時間ほどでおひらき。終えて駅のトイレにて話を反芻し、そして自分の言葉の足りなさと、気を回すべき流れで回しきれなかったことに反省しつつ、そこに引きずられている暇はない。

再びターミナルを通り過ぎ、家に帰り着くまで NARASAKI 。力ない街頭に照らされるしだれ桜。そして NARASAKI 。ただひたすらにアウェイであると思いこみがちな日々でも、こういったところにホームはある。きっとあの雑談の中にも、それをホームへと変えるヒントはあったのだ。ホームにすべく会話は生まれていく。そうやって日々はまだ続く。

ref.
THE BREASTROKE / coaltar of the deepers (1998)