シャッフルくんとTriportを導入したことで、ビットレートによる音の違いをもう一度探索してみようと思った次第。以前も、128kbpsと160kbpsとの違いで明らかに後者の方が勝っていることがわかり、その後、ずっと160kbpsでエンコードをしてきたわけだけれども、もしかしたらエンコードのクオリティやビットレートで、やっぱりもっと劇的に音が変わるくらいの環境になっているんじゃないかと思い、実験してみようと思った次第。
使ったソースは槇原敬之 『Listen To The Music 2』 より 「Forget-me-not」 。弦とボーカルに語らせてみようと思ったわけだ。
で、まずは 「午後のこ〜だ」 を使って、160kbps エンコード時の 「エンコードのクオリティ設定」 の違いを試してみることに。

<図:「午後のこ〜だ設定画面」>
結論。説明ポップに書かれているように、実はそれほど変化が分からない。あえていうなら、若干かまぼこっぽくなっている、よく解釈すればボーカルがメインになりつつあるという気はするのだけれども、それすら、もしかしたら気のせいレベルかもしれない。
こういうものは気分的要素がものを言うので、今後も音質のスライダーは「高音質」寄りにしておこうと思う次第。だって、スライダーをどの位置にしてもファイルサイズは変わらないのだもの。
次に 192kbps にてエンコード。 3:55 付近からのボーカルがピークまで伸びていく辺りで、左チャンネルやや高い位置で鳴っている高音域担当のストリングスが、160kbps ではやや埋もれるが、196kbps では若干表に出てくるかな、というほどの僅差。ボーカルの定位置が変わったような気も一瞬したけれども、それは気のせいだったらしい。
さて、ボーカルがメインとなる音源において、この程度の微細なクオリティの高さを求めるが故に、プレイヤー側の容量を犠牲にするか?という疑問もあり、「さぁ、今夜のおかずはどっち?」 という状態になるわけで。 160kbps でエンコードした際のファイルサイズは 5,611KB で、196kbps の場合は 6,733KB 。ファイルサイズが約 1.2 倍になることを潔しとするか否か、その辺でやっぱりどっちの料理ショーなわけだ。
ということで、これまたいつもと同じ結論に達するのだけれど、自分の場合は 160kbps エンコードで OK。シャッフルくんや、そのうち修理から上がってくるはずの兄さんを電車の中や屋外で楽しむためのエンコードなので、これでいいのだということで。
リファレンス
再生ソフト:Lilith Ver. 0.991b
音源:ONKYO SE-U55
ヘッドホン:audio-technica ATH-AD7
過去のエンコードネタ
http://ks-cube.net/vox/archives/000641.html (2004年10月05日)
http://ks-cube.net/vox/archives/000335.html (2001年08月03日)