2005年09月19日

以心伝心 / 松岡英明 (1988)

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悪いけど 80 年代 Epic の超名盤だよ? この時代の Epic に対する最大の褒め言葉は 「捨て曲がない」 って言いきれるほどにここにあるのは 80 年代洋楽の模倣で、当時の 10 代をその気にさせたことにその功績があると思うんだ。

たとえば、ある程度現役まで引っ張ってきた岡村靖幸の話は、フェスでのコンタクトや知識やらとして持っていたとしても、松岡英明に関してはノーマークだという人は、自分としてはあまりそそられない。たとえばの話、同世代の人間同士で 80 年代 Epic の話で盛り上がってきたら、松岡英明は避けて通れないチェックポイントになってるし。彼をどのように評価するかはある種の踏み絵になっているので (どのような評価であれ、音楽的知識として彼を経てきたか否かというのは、自分にとっては、アルコールがどれほど気持ちよく進むかという一つの尺度であるので)。

その点、岡村靖幸はいいよね。色んな意味で伝説化されて、その予備知識を前提としているから、ちょこっとフェスに出演すれば、それだけでも伝説の度合いが増すアーティストオブアーティストに 「成り上がった」 し。

その部分と比較して、松岡英明はポップ以外の何者でもないんだもの。 「ジャイケル・マクソン」 の呪縛から逃れられなかった、アジアンポップスのティピカルタイプ。岡村靖幸がプリンスリスペクトで行ったこととの対比がここには現われているんだ。

今風に言えば、負け組と勝ち組?

幸いにもこの vox というサイトをこまめにチェックしてくれている方は、この言葉分けのあさましいまでのナンセンスさを理解してくれている人だから大して不安に思ってはいないんだけど、上述の対比ワードを本気で意識している 「ポパイ世代が作り上げた幻想 (長野県に住んでなくてよかったね、お互い) を刷り込まれているバカチン」 にさせかけられていることに対して無自覚であるのならば、ま、なんといいますか、戦わずして戦うことの意味を大して見出せるわけでもない君にファイト、と。うん。

ref.
以心伝心 / 松岡英明 (1998)