2004年11月15日

Family / Polaris (2003)

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☆Family / Polaris (2003)

最高の出逢い。特選品。購入直後の印象そのままに電波系の文を書きとめた後、ライブに何度足を運ぼうが、何度聴き返そうが、ほとんど言及できずにいたのは、感覚の範疇を超えたところで言葉に固定するのが困難だったから。そして、あえて言葉として固定する必要もないと考えていたからのこと。

小さな幸せを丸く描くことこそが Polaris 最大の魅力なのだということは、これを好んで聴く人ならきっと誰もが感じること。その幸せは、自分を形為す実体以外の力が一役買っているということも。

新月の闇で興じる幸せ探しは、光差す向きもわからないままに全てを満たそうとしてしまう。その結果が、自ら意図しない入水になってしまうくらいなら、目を閉じることで闇をやり過ごし、どこかの昼の光がわずかにでも胸にはね返るのを見てのちに、それを頼りに緩く進もうと。月光がそこにある喜びは、大きな光である太陽があることを知っているからこその、反射された幸せのようなもので。

Polaris が歌うところの小さな幸せというのは、そんなところじゃないかと。もやが晴れる直前の、ぼかしの効いた球体に心なごませるような。