☆how low ?
久しぶりに朝の京王線に揺られていたら、目の前に座っていた二十歳未満系青年がヘッドホンに任せて、とにかくやたらとノリまくっていた。初台で降りたヘッドホン姿のサラリーマンが、突如指揮棒を振るようなアクションをしていたのを目撃した直後だったので何を思うでもなかったが、青年の足元にあった紙袋から取り出した CD が 『Nevermind』 だったことには、「何を思うでもない」 ともいかず。自分も一度は通った、もう 13 年も前の作品。今日一日における、いい符丁になった。
やあ、どうだい? 実はもう限界なんだろ? なぁ、そうなんだろ?
☆吹奏楽で
コンクールで演奏されたという曲を聴きながら 「このリフは BON JOVI か? なぁ、実は BON JOVI なんだろ?」 と考えていたことはここだけの話だ。
☆マクドナルド
メインの用事よりも、駅前のマックでダラダラとしていた時間の方が長かった。文化祭シーズンだから何か、休日だというのに制服姿の中高生でやたらとにぎわうマックで流れていたのは、自分が制服を着ていたときの流行り歌ばかり。一回り以上も年下の子を前にして聴く、一回り以上も昔のヒット曲で。
☆東のアルフィー、西のビーズ (あえてカタカナ)
そういえば先日のこと、テレビを見ていたら 55 歳のボクサーが紹介されていて、その年齢とリングへと立つ姿に驚いてはみたものの、高見沢俊彦が 50 歳だという事実も忘れるわけにはいかないだろうて。最早、日本人にとっては還暦なんて到達点ではなくなって、単なる通過点だな。 「不惑を迎えました」 と同レベルで、字面以上のものを持てない。
で、 THE ALFEE のシングルコレクション を聴いていたら、当り前なんだけどよく燃えるのだわ。 HR/HM にフォークを持ち込むと THE ALFEE になるだなんて今さら指摘するまでもないけれども、これらの曲がアコースティック風にリアレンジされたとしても、納得はするがカタルシスまでは得られないだろう、ということで。
何年経っても何曲リリースされても、この説教臭さというか汗と涙臭さが不変なのは当然だ。それこそが THE ALFEE なのだもの。そういえば、 HR/HM ってある意味プロレスに近い空気を感じるな。戦後に洗練された新種の伝統芸能だよ、これ。ところで、伝統芸能ってどれだけ歴史を積めば、それと認定してもらえるのかしらん。
見せ方次第でいくらでも楽しませるバリエーションを作り出せるスポーツがプロレスなのだと考えると、 HR/HM も調理次第だよな。逆に言うと、THE ALFEE がここまでベッタベタに演じ尽くしてしまったからこそ、この土地はペンペン草も生えない荒れ地になってしまったのだろうけれど。 SEX MACHINEGUNS がイロモノで終わってしまったのは、そこだ。
で、これ、 3 枚聴き通すのはえらくしんどい。ほらやっぱり THE ALFEE はスポーツだったんだ。
しかし、まぁ、イッちゃってるジャケットだな、これ。どこまでもかっこよすぎる。
☆静寂と書いて静寂と読む
『Nevermind』 を聴くよりは 『NIRVANA』 を聴く方が好き。よくも悪くも、前者はあのインパクトが強すぎて。ベスト盤ってのは、きっとそういうもんだ。
やあ、どうだい? もうどうにもならないんだろう? なぁ、そうなんだろ?