☆きよしのズンドコ節 / 氷川きよし (2002)
プールを出た 21 時過ぎ、隣接する団地から盆ダンスなサウンドが聞こえてきたので、吸い寄せられるようにフラフラと。
8 月にしては寒さが勝る中、子ども太鼓を中心にした小さな盆踊りのサークルが。よくよく考えても考えなくても、お盆は終わっているけれども。
盆踊りの定番ソング (楽曲失念) が終わった後に、流れてきたのが 「きよしのズンドコ節」。何よりも、ズンドコ節用の振り付けが存在することに驚く。氷川きよし本人の振り付けを取り入れた、モダンとトラディショナルの混成ダンス。
盆踊りで広く用いられる歌謡曲として、僕が触れてきた限りでのナンバーワンには都はるみの 「好きになった人」 がある。これは 1968 年のリリース。この当時から使われていたかどうかは定かではないけれども、 30 年以上も愛用されていた座に割って入ってきたことになるわけだ。しかもこれは 「節」 と名付けられているように、定番になるべく命じられているわけで、氷川きよしが万一消え失せようとも、曲の耐用期間も 30 年は堅いわけだ。(マジですか?)
真面目な話、僕らの世代的な共通ワードに 「氷雨」 やら 「北酒場」 といった演歌が存在していることを考えると、明らかに世代を超えてしまった 「ズンドコ節」 が、今後永らくキーワードとして生き続ける可能性が高いことは間違いないわけで。
今はまだこの曲を盆踊りで踊る勇気も、この曲でなくとも盆踊りの輪に加わることには抵抗があるけれども、 30 年後に自分がこの曲で踊っている可能性もありうるわけだよね。それこそ 70 年代のダンスクラシックが今でも機能しているのと同様に。それはそれで、曲が時とともに熟成していく様をみつめることにもつながっていくわけだから、考えるとワクワクしてくるものがあるのも否定できなかったり。
ところで、盆踊りに曲を使う場合にも JASRAC に上納金を納めなきゃいけないのかしらん? まさかそんな無粋な。あり得ないとも言い切れないが。