2004年08月18日

Viva La Revolution / Dragon Ash (1999)

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☆Viva La Revolution / Dragon Ash (1999)
まだ 5 年前の出来事なのに、スロウライフなどという言葉を笑い飛ばすかのように、 BPM からして隔世の感が。

キワモノではないヒップホップを日なたに引っ張り出したという点で、銘記級のアーティストなのは間違いない。でも、今これを聴くことで、その功績があっさりかすんでしまうほどの、いわゆるメジャーシーンアーティストのめざましいばかりのマイクさばきのスキルアップに、相対的に驚かされてしまった次第。

バンドブーム以降の、その全体的なスキル向上が表面化されるまでにかかってきた時間 (および突然変異性) と比較すると、こちらの成長はあっという間の出来事にすら感じられるほど。これは楽器さばきよりもマイクさばきの方がイージーである、と片づけてもいいことなのかな?

ヒップホップというのは、言葉遊びに対する造詣、キャパシティが強く問われるジャンルであると思っているけれど、言葉遊びというのは言語を得た段階から何かしらスタートしているものかもしれないと思えばさもありなん…なのかも。

あとは…そうね。日本のヒップホップには政治的および歴史、宗教的思想はのせない方が断然カッコイイと証明してくれているね。 K DUB SHINE あたりを聴いていると、お腹の皮がよじれるどころか、怒りすら覚えるほどだもの。

明らかな対立図式を描くことが難しい (それを推し進めると、草の根運動が道を踏み外して敵を捏造するということにもつながりかねない) 日本において、完全に消化しきれていない思想やら事象やらを中途半端に俎上にのせて、中途半端に若者を煽るんじゃねぇよ、と。若者の思想は、もっとニュートラルに育ててやらんと。ましてや音楽なら。

その点でも、このアルバムはいい感じに日本的な日常感に溢れていてまったりいけるんだよな。かつ諸々が抽象的で。自分の生活圏に根ざしたものを歌っているくらいが、聴いている方も安心できる。