2004年03月14日

WANDS 上等

「いしいサイト」「J-POP CRAZY」 という流れと俺的連想ゲームで、急に WANDS が聞きたくなってきた。

上杉昇の、あのべったりと伸びる声って大好きなんだわ。あの声にビーイングサウンドをのせたってのは一つの発明だったと、今でも信じて疑わない。 WANDS を 「元気な B'z」 として発明したビーイングも誤りで、 「若い織田哲郎 (しかしボーカルのみ」 という解釈が正しい。だって顔も声もくどいんだもの。

2 代目ボーカルの存在は、当然のように俺の記憶から抹消されている事実。小松未歩に WANDS という取り合わせ自体、ありえない。 B'z に亜蘭知子をブッキングさせた過去と並ぶ、 90's ビーイング最大の汚点。(正確に行くと、 B'z のそれは 80 年代の話なんだがな)

でもさ、やっぱり恨み言はどうしても消せないわけで。 「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」 を初めて聴いたときのあの最強のネガティブショックは今でも忘れない。 「微妙に似ている物まね選手権を地でやってしまうのも、ビーイングならではの洒落っ気」 とまで記述することができたなら、鈴木大介を漢の中の漢と認めるのだが。

で。

4 枚出ている WANDS ベストのうち 3 枚持ってるんだけど、俺的決定打ってのがない。だからこそ 3 枚も持っているんだけど。しかも、同じ曲であっても別バージョンである旨のクレジットがないくせに、どれもこれも尺が違っていたりなどなどのバージョン違いなところも、そそられるし、頭に来る。シングル曲はシングルバージョン推奨!

俺的 WANDS 撰(順不同)

天使になんてなれなかった
時の扉
もっと強く抱きしめたなら
恋せよ乙女
ふりむいて抱きしめて
愛を語るより口づけをかわそう
このまま君だけを奪い去りたい
声にならないほどに愛しい
Jumpin' Jack Boy
Secret Night -It's My Treat-
WORST CRIME -About a rock star who was a swindler-
FLOWER
PIECE OF MY SOUL
Million Miles Away

早い話が 「ふりむいて抱きしめて」, 「天使になんてなれなかった」 と 「声にならないほどに愛しい」 が一枚に収められていれば、俺様は十割中八割満足なのだ。 WANDS は聴くための音楽である以前に、歌うための音楽なのだから。上杉の上に自分の歌を乗せてこそのファイナルフュージョン。

誰だ、ビーイングサウンドを 「低俗なカラオケ音楽」 とかヌかしたヤツは。そんな五百回も聞かされた鹿爪らしい論を振りかざして騙るよりも、歌うための曲を百発百中で錬成することの素晴らしさを語れ。 93 年末にこんなものを作っていた俺の熱意を無駄にするな。 A面は 37:48 で、B面は 39:05 だ。


バカだよなぁ…

ところで 90's ビーイング最大の特徴 「オリジナル曲よりも、セルフカバー曲の方がかっこいい」 という法則 (※) は、WANDS にも適用されるわけで。織田哲郎が 『SONGS』 で披露したそれも然り。 「このまま君だけを…」 に関しては、 DEEN のそれと WANDS のそれと織田哲郎のそれとの味について一晩中討論させてみないか! この俺と、熱く、朝まで!


・FOV だけは例外的にオリジナルがよかったなぁ。あの爽やかさに騙されたか。 ZARD のセルフカバーは激しく黙殺の方向で。

本文中リンク先 URL は 03.14.04 現在