2000年12月06日

青春歌年鑑 その1

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『青春歌年鑑』 というコンピレーション CD が 11 月 22 日に一斉リリースされました。これは 1970 年から 1990 年まで、レコード会社の枠を取り払い、その年を代表するビッグヒットを 30 曲収録の 2 枚組にパッケージしたもの。収録ラインナップを見る限り、個人的には 80 年代半ばは一通り揃えておきたいところ。 80 年代全てでもいい。

ただ、 1 組 3,000 円で 30 曲というハイコストパフォーマンスなのはわかるけど、それが 10 枚ともなると、これは結構痛い。そう思っていたところ、 PONY CANYON からリリースされている 84 、85 、 90 年をレンタルショップにて発見。 90 年を除いて速攻ゲットですよ、ゲット。

実は他の店にて the pillows、 T-SQUARE 、木村大とレンタルしているので、まだ全部には耳を通せていない状況。で、そのかわり何気なくライナーを眺めるだけでも、なかなかに興味深い発見が。

専業作家 (詞・曲・編) の職人的商売から、フォーク、ニューミュージックで名を上げたシンガーソングライターがアイドルへの曲提供を経る時期。この後にセールスの低迷が起きるのは、さらにバンドという形式が現われることで、対象年令を広く持った専業作家の仕事場が失われ、結果として市場が細分化されてしまったという過程にあったからだというのは改めて語るまでもなく。そう考えると、チェッカーズが自分たちで曲を書くようになって、それが安定してそこそこのセールスを保っていたこともまた、バンドが動きやすくなった一つのきっかけじゃないのか? とかね。

横道自。

だからこそポルノグラフィティのシングルも、専業作編曲家の手によるものが続き、案外と幅広い年齢に訴えかけるものがあったんだろうと。あれもまたチェッカーズに近い楽曲戦略だし。そういえば新曲 「サボテン」 は、初のメンバー作曲によるシングル曲。どうなるんでしょーねー。

横道至。

一昨年辺りから 「このところテレビ番組が企画した楽曲が売れる」 「テレビが購買者を刺激するような企画でけしかけるのはけしからん!」 とバカみたいに息巻いている記事を新聞雑誌等々目にしますが、じゃぁ 「わらべ」 「風見慎吾」 はどうするんだろ、とか。今頃気がつく僕も僕だけど。 「欽ちゃんバンド」 ってのは、突き詰めりゃ 「ブラックビスケッツ」 「ポケットビスケッツ」 じゃないの? とか。いや、実は全く違うんだけど。

一世風靡セピアの 「前略、道の上より」 の作・編曲って、もしかしてあれだったら、これもつきつめると実は 「野猿」? その辺り、どうなんだろう。

まいったな… 83 年と 86 年だけは買っておこうかなぁ、光GENJI が出てくる 87 年も微妙に押えておきたいなぁ…。

cf.
V.A. "青春歌年鑑" P:2000