2001年01月06日

Noise, melody and intelligence. (Bob Mould)

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(前アーティクルからの続き)

で、なんでインテリジェンス云々というかというとですね、僕の敬愛するボブおじさんがこう言っているからなんですよ。

There's three things that are really popular right now: Noise, melody and intelligence. There's a lot of bands out there dealing in those three terms, and a lot of them have two of 'em down but not many have all there. We just try to do all three the best we can.
(『POISON YEARS』 ライナーより引用:原文ママ)

あくまでも 「intelligence」 であって 「知性」 ではありません。ちなみにこのボブおじさん、自分のバンド (SUGAR) ではこの 3 つにチャレンジし、多くのリスナーをとりこにしたわけですが、 SUGAR 結成前のソロはむしろ虚脱感にあふれております。 「虚脱があふれる」 ってのも変な表現だけど。

天気の良い朝一番のあいさつから熱い握手を求め、よく見るとその顔はしくしくと泣いているような。長年探していた答えを見つけたのも束の間、その日の新聞の隅にそれが書かれていたような。何から何までが抽象的で曖昧で、霞を食わされているとは言え、本当にそれが霞であるのかという判断力を持たない拙さ、そしてそこへの苛立ちというか。

あぁ。例によって何を言っているんだか、自分でもよくわからん。いや、自分ではわかっているんだけれども、とてもじゃないが正気の沙汰とは思えないほどにいい加減なたとえだ。

少なくとも僕自身は 『Workbook』 を聴くことで、何もないところから言葉を絞り出しているような気分になれます。瞬時瞬時に流れてしまう意味のない会話を、とにかく疲れている自分 A と、やはり疲れている自分 B でしているような。早い話が独り芝居のロマンティックに浸っているだけなのだけど。それはそれで人に見せちゃいけないということで、やっぱり疲れるわけで。

ま、とにかく充電池みたいなおじさん。一体今は何をしているんだろう。

cf.
BOB MOULD "Workbook" P:1989
BOB MOULD "POISON YEARS" P:1994