INSOMNIA / 鬼束ちひろ (2001)

何となく疲労気味で家に帰る。たまたま目についた鬼束ちひろをトレイに放り投げ、再生。気がつくかつかないかの間に音を耳にとどめながらも、意識はとらえ所のない何処かをさまよっていた不思議な錯覚。のぞき込むとクッションを抱えながら天井を眺めている自分が転がっていた。人恋しさと、そして部屋の寒さと。何かを留めておかないことには、自分が始まらないような距離。
このアルバムを勧めた友人は言った。
「胎内回帰」
これ以上の名言はなく、これ以上に語る余裕もない。
cf.
鬼束ちひろ "INSOMNIA" P:2001