CHEMISTRY、カラオケにいいかもしれないの巻。
ここ数年、チャート筋の男性ボーカルものをカラオケでやろうとすると、バンドが主体だったものだから、ハイトーン部分が多くて(ようするに GLAY や B'z よ)、どうしてもキーを下げた上で、青筋立ててシャウトしないと気が済まなかったんだけれどもね。
先日テレビを見ていたら、小野正利と杉山清貴が CHEMISTRY の 「Point of No Return」 を歌っているのを見て。この二人でも音が定まらない程の難曲なのだなぁ、とその時は思っていたのだけれども。
今、有線放送のオリコンチャートチャンネルを聴き、なんとなく 「歌ネット」 サイトで歌詞を見ながら歌ってみたら、これがなかなかいい。バンド物のように 「力」 を必要としないから、ハイトーン部分も音を定めることだけに専念しながら、自分なりのファルセットで逃げることが出来る。あとはマイク位置の調整をすれば、地声とファルセットの音量差も PA を通した段階での調整、もとい、ごまかしが可能なわけだよね。フェイク部分でついつい恥ずかしくなってしまうのは、これは致し方ないとして。何よりもこの二人のボーカルって、音符の動きが拾いやすくていい。聴きやすい。聴きやすいから、聴いただけで歌えるようになる。これはいい。
一緒にカラオケに行ったり、NHK の 「のど自慢」 などを見る限りでは、どうも最近のみなさまは 「歌う」 ってよりも、いかに 「真似できるか」 ということに重点を置く向きが強いらしいんだけれども。個人的には、いくら頑張っても僕は僕なので、僕の声で歌って気持ちよければそれがベスト。アクのない CHEMISTRY なら、この点も満足させてくれる。細かい部分は気にしない。大まかに歌っちゃえばいいんだから。
ハイトーンバンド物は、ファルセットに逃げた時点でパワーダウンが著しく、自分的満足感がなかなか得られなかったわけだけれども、これならいい。 「SING LIKE TALKING のスタイル継承ユニットじゃねぇかよ」 とか 「楽曲がボーカルの良さについてってないよ」 なんて思ってたけれども、実はこれくらいが丁度いいのかも。意見転換。ポリシーなし。
cf.
CHEMISTRY "Point of No Return" P:2001