access の活動再開シングルを聴く。期待を裏切らないピコピコっぷりに、なかなか満足気味。ユニットないしバンドが活動を再開すると聞いて真っ先に危惧するのは、 「音」 の作り手が妙に色気づいてしまい、結果、音が惨憺たる 「今風もどき」 になってしまうこと。ブランクとなった期間でボーカルの声質が大きく変わるということはそうそうないので、結局は音の出来不出来で聴き手も判断を下しがちになりやすいんじゃないか、などと思う次第。
で、この曲は浅倉大介印のエレクトリック・スパークリング・サウンド (なんだよ、それ) に、貴水博之のロー・カット・フィルター・ボイス (だから、なんだよ、それ) の、あの access 節のままで戻ってきた、言うならば 「腹八分目」 感があって、なるほど自分の満足に対しても合点。
そんなこんなでいたら、妹が部屋を掃除した際に、 T.M.Revolution のアルバムを発見。 T.M.Revolution に一番脂がのっていた時期にリリースされたアルバムと言うこともあって、知っているシングルも満載なのだけれども、改めて聴いてもどうもいまいちピンとこない。メロディはどこを切り取っても浅倉大介印なのだが。
原因はすぐ判明。 T.M.Revolution では、浅倉大介ならではのキラキラ・ピコピコ・メタリック・シーケンスが文字通り鳴りを潜めちゃっていたんだな。西川貴教の声というか、起源がロックだったから余計に、生音 「っぽい」 雰囲気作りに走ったことが、俺的に失敗だったのかな、とか。どおりで access にはかなり熱中していたくせに T.M.Revolution は軽く流す程度で終わっていたわけだ。今更ながら、自分にとっての浅倉大介的嗜好を再発見。
で、今日は今日で 290 円の牛飯を食らう松屋では、浅倉大介が藤井隆に書いた 「アイモカワラズ」 のチープ・インストバージョンが流れたことで、なるほど、やはり浅倉大介は何が変わるわけでもなく、常にブレイン・エレクトリック状態だったのだなぁ、と、何もかもが安上がりなひもじい気分の中で納得している自分がかわいくてたまらない。
cf.
T.M.Revolution "triple jorker" P:1998
access "only the love survive" P:2001