2002年02月28日

newave / coaltar of the deepers (2002)

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avex 傘下の cutting edge に移籍したという事実から目を伏せたとしても、今作ほど 「ロングバージョン」 やら 「リミックス」 やらを期待できる音作りはないんじゃないだろうかね。逆に言うならば、一曲一曲がまとまりすぎているからこその物足りなさがある、ってことなんだけど。

NARASAKI の 「とっ散らかし感」 から、おいしい部分だけを抽出した印象あり。音の外観に訴えかけるというよりは、骨格の良さと消化スピードで勝負しているとでも言えばいいのか。その骨格ないし構造をごり押ししたアレンジで、再度聴き直してみたい気がする。何にせよ、フレンドリーなアルバムだ。

あー、語ろうとすれば語ろうとするほど遠くなる。

ヘッドホンを耳に当て、地面に腹這いになって土を食べ続けながらぴくりともせずに、それでも棲息していきたいとは思うような、そういうアルバム。プリン状になっている土の上で、自分の体が緩やかに沈んでいく様を傍観したいというべきか。塗り込められることで得る快感というか、快感を得るために塗り込められるのかは別として。

あ、あと、抵抗の多い水の中でクロールしてる感じ。

何にせよ、俺にとっての NARASAKI 型引力はあいかわらず凄まじいものがあるな。

cf.
coaltar of the deepers "newave" P:2002