2004年01月09日

w-inds. -PRIME OF LIFE- / w-inds. (2003)

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リアルタイムでの体験だけでアイドルの全てを語ろうとするのは相当無理があって、熱が冷めるだけの時間をおいた後にどういうインプレッションが芽生えてくるのかを楽しむくらいの長い目を持ってやるのが、楽しみの一つだと思っていたんだけどね。

でも w-inds. は今作と前作だけで、それすらも飛び越えたかもしれない。今を見ていないことには、過去が全く意味をなさないものになる。それくらいに、後々の用途がなくなっているのを感じるんだわ。歌って踊れるドッグイヤーとでも呼んでやってください。

「一緒に歌おうぜ!」 的甘ちゃんポップスという完成度は前作に譲るものの、やばいものにリアルタイムに触れているという引力では確実に上回っている。対象とするリスナーの耳スキルを考えるとあまりにもソリッドに過ぎる tr.7 , tr.8 の大胆な減算処理は、養成ギブスのテンションを一ケタ間違えたんじゃないかという怖さすらおぼえるほど。肌がバネに巻き込まれそうな感じ。自分たちだけを鍛えてどうするんだ?

これは 「人気期」 の終焉を意味しはじめちゃったのかもしれない。次作あたりでそれ系マニア好みの名作ができてしまう危うさプンプン。突出した曲がない一方で、何やらグレーなオーラが全体を覆っているんだもの。これは w-inds. ビッグバンですか? そこのお嬢さん、あなたはちょっとすごいものを聴いているかもしれないっすよ。

お願いですから、もしぼちぼちベストアルバムを出すんだったら、もう一枚だけオリジナルアルバムを出してからにしてください。崩壊寸前な俺的ムフフをあと一つくらい味わってみたいんで。

cf.
w-inds. "w-inds. -PRIME OF LIFE-" P:2003 CCCD