2002年05月12日

18 / 松岡英明 (1997)

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唐突に松岡英明にハマった。

こんな 「アイドルとアーティストの中間を漂っているハンパなもの」 が好きというのは、何も今に始まったことじゃなく、松岡英明なんかをリアルタイムで聴いていた時点には、もうある程度定着していたものなんだよな。そういや、小学生の時は吉川晃司を愛聴していたような。その後、松岡英明を聴く男子高校生として成長。やだな、それ。

で、アルバムを今でも 3 枚 も持っている自分が素晴らしいと思う。ベストアルバムもレンタルしているくらいだし。

とはいえなんだかんだいっても、「Kiss Kiss」 や 「シェリーと夏と僕」 といったメロウな曲に、驚くくらいに普遍的な曲の良さ (英語圏童謡的雰囲気を持つ前者と、気怠い鼻歌の後者) を発見してびっくり。そういえば、松岡英明のデビュー曲は英詞で、そのアーティスト志向っぷり (いや、一応アーティストなんだけどさ) はなかなか挑戦的だったのだよな。発音の良し悪しはともかく。

T.M.R. 辺りにも通じる 「顔で売るアイドル的宣伝を打ったアーティスト」 の先駆けじゃないかと。とはいえ、T.M.R. は基本的に自作自演はしなかったのか。吉川晃司も T.M.R. も、デビュー曲は自分が書いたものじゃないな。コスチュームに身を包み、メイクにまで手を出すに至るナルシスボーカリストという点では、実はビジュアル系の走り?

いや、それはない。

そんな話を友人にしたら 「本田恭章はどうなんだ?」 と問われ、ぐうの音も出ず。その友人が、僕の松岡英明熱を再燃させたのだがね。つか、俺、本田恭章の曲を聴いた記憶がない。や、でも、今調べてみたら、本田恭章のデビューはメチャクチャアイドルだし。これはむしろ吉川晃司的売り出し方というか、成長というか。

松岡英明に関していえば、そういや布袋寅泰がプロデュースしたことがあったよな、とか、シンクラビアを使いたかったがためにアルバムで数曲だけ別のエンジニアを立てたよな、とか、行き着いた涯ては CLAMP (ある意味、究極のマンガ家。俺は好き (微妙に過去形)) とのタイアップだったよな、とか、マイケル・ジャクソンの歌マネが好きだったよな、とか、プロモーションビデオの印象が強いなぁ、とか。でも、今聴いても 「STUDY AFTER SCHOOL」 のデジタルな感じのドラムなんて、なかなかいい味出してるよなぁ、とか。

で、松岡英明曲のサンプルを別の人間に聴かせたら 「こういうイノセントボイスは、その昔から好きだったのだね」 と言われた。そう考えてみると、フリッパーズギター も然り、PET SHOP BOYS も然り、そして coaltar of the deepers も然り。傍目八目というかなんというか。

こ、小室哲哉もイノセントボイスに入るの…か?

そんな松岡英明熱は、 DAT に入りっぱなしになっていたベストアルバムを、 MD と HDD にサルベージし終えるまでの二十時間弱で終了。

cf.
松岡英明 "18" P:1997