テーブルの上に出されたのは、レモン色したプレーンオムレツ。
卵の香りと、数え切れないくらいかいだことがあるくせに、名前のよくわからないオイルの香り。もしかしたらいつものフライパンの香り。みるみるうちに湯気が消えてしまいそうだから、ナイフをそうっと押し込むと、中からは湯気と一緒に、やっぱり見慣れた卵があふれてくる。
いつもと変わらないオムレツだけれど、きっと面白い味がする。たぶん今日の味がするはず。
cf. Mr.Children "It's a wonderful world" P:2002