昨夜はショックが過ぎて天を仰ぎ見るような嘆きに終わったのだけれども、今日は少し冷静に。
こうなってくると、コンピュータ用ソフトと同じように対応環境というものを明記して欲しいもの。CDパッケージに掲示するわけに行かないだろうから、店頭に掲示するとか、サイト上に掲示するとか。 オーディオメーカーも、ソフトメーカーと協力してやりくりして欲しいですよ、この事態を。
とはいえ、先日購入した CCCD の発売元レコード会社のサイト にはこのように書かれている。
「お客様がお持ちの CD プレーヤーで再生できるかどうかについては、当社のカスタマーリレーションズ課へお電話にてお問い合わせください。」
何が悲しくて、自分が買ってきた CD を まともに再生させる目的のために USB のコンバータを経由させて、 HDD 上に WAVE ファイルとしてコピーして、CD-R に焼いて再生する、なんてことをせにゃならんのですか。これでは 3,059円 を支払った意味が全くない。
だったら、最初から CCCD と割り切った上でレンタルをして、 私的録音補償金 を払った音楽用 CD-R ディスクにダビングします。どうせ支払うなら 1/10 で済むレンタル料金だけを支払う。
アルバムの中にある 1 曲 にアクセスすることすら自由にならないというのに、なぜに定価を払う必要があるんだ? アーティスト買いならともかく、アルバム買いをするときのモチベーションを妨げるには十分すぎるほどの要因だと思われるのだがいかがなものか? なんのための CD だ。
「CD を買う」 という購買欲、所有欲の大部分が無意味にさせられている気分。 「あ、そうだ、あのアルバムに入っているあの曲を聴こう」 といった時に、頭から早送り再生をするなんて、そんな馬鹿げたこと! その昔のラジカセにだって、機能としては完璧ではなかったものの、頭出し機能なるものがついていたというのに。
CCCD を取り巻く技術が向上し、少なくとも 「COMPACT DISC DIGITAL AUDIO」 のロゴが掲示されるようになるまでは、今後この種の CD を買う気にはなれない。物を持つことに対して厳しい住宅事情にあって、オリジナルのディスクとコピーのディスクを保存するスペースに対してだって、間接的にお金を払う必要があるというのに。
たとえ自分の好きなアーティストであっても、これでは台無しだ。もしくは、今後、CCCD を再生させるために、新たに CD プレイヤーを購入せざるを得ないのか、と。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」 的な発言なんてしたくはないけれども、やっぱ冷静になるなんて無理だ。
文中のリンク先 URL は 05.25.02 現在