裏打ちって 「嫌い」 ってほどじゃないけれども、好きってほどでもなかったし、自分は吹奏楽をやってるくせにホーンセクション中心のインストものってあんまり好きじゃなかったし。だから好んでスカパラを聴こうとしなかったのも当然と言えば当然だし。
それにスカパラの音は、意識的に向き合って聴こうとせずとも、何らかの形で耳には入らざるを得なかったわけだ。テクニック方面であることよりも、音飾という意味での調味料には具合がよいから、売れ筋のポップス・ロックでのホーンセクションメンバーを見ればスカパラのメンバーが名を連ねるし。そうでなきゃ村田陽一周辺の人間か、ってな感じで。
で、そういう 「スカパラの音」 は好きだったし。
ところが、そういうスカパラが歌物においてボーカルをフィーチャーすると、なぜかイロモノなのだよな。バックミュージシャンとしてのスカパラの音は好きなのに、ボーカリストを従えるスカパラ主体の名義音楽はダメだったという、この不思議な現象。
でも、田島貴男でチバユウスケで奥田民生だったら 「アルバムが出たなら聴いてもいいかな」 とか思ってみたわけ。そりゃそうだ。メジャー 3 枚目 あたりまでのオリジナル・ラヴ (田島貴男) は好き。 thee michelle gun elephant のメジャー 1 枚目 大好き。奥田民生は特に好きというわけじゃないけど、不意に聴きたくなることはある程度には好き。
うだうだ書いてみて、なんか違うことに気がついた。俺の言いたい主体はそこじゃないや。
うへー。かっちょえぇ。なぜに、なぜに?
「そっか、ドラムのフィルインが合いの手になっていたのか!」
「へー、スネアって普通に 2 と 4 なんだけど、ホーンが常に裏に入っているから、ギャップが楽しいのか」
とか、そんな基本レベルから入門してる感じ。それを言いたかったんだ。
にしても、田島貴男。僕が好きな頃のオリジナルラヴよりも格段にオリジナルラヴなんだけど。好きだ、これ。
でも CCCD だけどね。これがもしも、僕が CCCD に痛めつけられた後に 「スカパラのアルバム聴いてみようかな。おっと、これ CCCD じゃん。やーめた。レンタルにしよう!」 ってな感じだったら、これで 1 枚 売り上げ減なんですけど。
まぁ、でも、1 人 くらい買わなくても、別に痛くも痒くもないのか。そうかもね。
cf.
東京スカパラダイスオーケストラ "Stompin' On DOWN BEAT ALLEY" P:2002 CCCD