晩飯を食べていたら急に気持ち悪くなった。腹が減りすぎたんだろうと思って我慢していたが、一向によくならない。飯を途中で放棄した。こんなのは年に一回あるかないかだ。部屋でクッションを抱えて横になっていたら急にネガティブな気分に襲われた。自分の年齢が頭の中でちらつき始めて、自分の何もしなさ加減に支えどころがなくなったような気分。そういえば今朝も気分はよくなかった。車に乗っても頭痛が止まなかった。羽田の出口カーブでブレーキを踏み逃がしそうになった。今になっても体調が先なのか気分が先なのかわからない。途方もない寂しさにどうしようもなくなる。余計に年齢がちらつく。いつまでこんな途方のないところで途方に暮れている気なんだろう。ディスクマンを探すけれども、あるはずの場所になくて焦る。何度も見たはずの目の前のテーブルの上に置いてあった。前後関係などなく、くるりを聴き始めた。くるりが素晴らしいなんて真顔で言っている人たちは、一体いつまで同じ顔をしているつもりなんだろう。おまえらいつまで自分じゃない支柱にしがみついて遠くが見えているつもりでいる気だ。おまえらいい歳してバカなんじゃないのか?曲なんだか SE なんだか境も実体もないような場所で突然 BEEP 音が聞こえてバッテリーが切れた。これがシュールなんだと思った。 AC につないでまた聞き続けた。床から立ち上がる気力もない。かといって起きあがりたいとも思わない。なんとなくこの状態でいようと思う。部屋の電気は消しちゃいけない。眠ってもいけない。飽きるまでこうやっていればいい。どうせ飽きるし今考えていたことはどうでもよくなる。
cf.
くるり "THE WORLD IS MINE" P:2002