NHK の番組で木下伸市 (津軽三味線) とロビー・ラカトシュ (vn.) のセッションを見た。後に、共演アルバムが出ていることを知った。 Web で検索した。 CCCD だと知った。
以下、購入前の憤り。
・この CD の購買層と CCCD による効果との因果関係。
・洋楽扱いにて、レンタルされたとしても 1年後。
・買わざるを得ない。
以下、店頭における気分の動向。
・CCCD である旨が記載されているシールに、やるせなさを覚える。
・それでも買わざるを得ない。
以下、購入直後にカーステレオで再生させた時のインプレッション。
・どうしてまともに再生できるんだ。
以下、音楽そのものへの感想。
・トムとジェリーか。
・自分の試合に出来なければ、それは負け試合。
・いかにも NHK が好みそうな八百長共演。
・共演しているようにみせかけ、実はジャズ喫茶に津軽三味線とヴァイオリンが殴り込んでしっちゃかめっちゃか。
・でもそこそこ面白いからいいか。
・でも CCCD だから、自分の環境では 「1曲目が全曲」。
ほんと、なんで、買ってきた CD をまともに再生させるためなんかに、CD-R に再編集しないといけないんだろう。なんでわざわざノイズの海でもある PC をくぐらせないといけないんだろう。なんでこんなふざけたことをしないといけないんだろう。
CD ではなくて CCCD という規格なのだから、この二者は似て非なるもの。くどいようだけれども、似て非なるもの。くどいようだけれども、CD と CCCD は別物。なんで別物なのに、同じ機器で再生できたりするんだ? なんで再生できる人間の方がマジョリティだから僕の声は通らないんだ? なんでハードウェアが先行しないでソフトウェアが流通してるんだ? なんで? なんで? なんで? ま、しかたないよね、これが摂理ってやつだよね。
以下、CCCD に関してよく目にするコメントへのコメント。
「CCCD は音が悪い」 というが、形容詞は比較が前提にあって用いられることが多く、この場合は特に 「悪い」 の相手が存在しないといけない。では 「良い」 ものであるマスターテープの音源を聴く機会はというと、これがゼロに等しいものである以上、この 「音が悪い」 というコメントは不適切。
「先行発売されていたシングル CD と音質が違う」 「既発のアルバムに収録されているものと音質が違う」 というが、CD はコンパイルされるたびに、同じく収録されている他の楽曲との兼ね合いでマスタリングがなされるもの。録音レベルが 0.1dB 違うだけでも、曲の印象は違って聞こえるもの。 「印象」 はイコール 「音質」 と勘違いしがちなもの。
なのでこの点に関しては目くじらを立てない方が健康的。収録されているアルバムによって音は異なる。それをいえば 「プレスされる工場によっても音が異なる」 のも実状だそうだ。とはいってもこれもやはり、制作者サイドでないと事実か否か真偽のほどはわかり得ない話。
cf.
木下伸市 & ROBY LAKATOS "遭遇" P:2002 CCCD