2003年12月31日

2003 撰 落ち穂拾い

2003 撰も 2003 年内に終了。 17 枚。選出するか否かで悩んだ作品もあるけれど、コンテストの採点方法的手法で、時系列的な優位性で選んだ 『move super tune』 のローテーション回数、入れ込み度等の尺度を超えるか否かという観点で選出したつもり。

選出した作品をリストとして眺めてみても 、過去にやらかしてしまった媚び売りの選出もなかったので、ここは 「よっしゃ」 ということで。

「2003 撰」 として時間つぶしに参画できなかったアルバムを以下に列挙。 「準入選」 みたいな感じ。

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アカペラ / ゴスペラーズ (2002)
無条件でゴスペラーズを 「いい」 と思ったことは、それまで一度もない。これを聴いて原因がわかった。バックトラックが野暮ったかった (好みの野暮ったさとは違っていた) から。アカペラで聴くゴスペラーズは悪くない。でもやっぱりどこかもっさりしちゃうんだよな。でも好き。

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The Intergalactic Collection 〜ギャラコレ〜 / m-flo (2003) CCCD
m-flo は対象とする相手へのストライクゾーンを広く取りすぎているんじゃないか、という気がする。そういう目で見ると、時に verbal の存在がきつく感じられることもある。時に Lisa の存在が軽く思えることもある。それを 「これでもか」 と押し込んだことで、ゲップしながらも楽しめちゃう感じに仕上げた、面白いベスト盤。

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METEORA / LINKIN PARK (2003)
GOO GOO DOLLS を聴いているような、使い勝手のいいロックだった。正直、量的には物足りないんだけど、さらっと聴けちゃって無条件に盛り上がれる音楽というのは、いい。音も辛口淡麗って感じで。このミックス感は日本のミクスチャーでは出てこないんだよなぁ。

長編歌謡浪曲 / 三波春夫 (1999)
美空ひばりと並んで 「現役当時に、もっと理解できていれば」 と思ったアーティスト。頻繁に聴こうとは思わないけれども 「紀伊国屋文左衛門」 などをテレビで見ると、ついつい引き込まれちゃう。これを諳で詠めるようになるのを 30 代の目標にするのもいいかな。若者向けの良心的なコンパイルをもっと出してください。

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SMILE / スガシカオ (2003)
こってりシカオが覆い被さってきて、素敵としかいいようがない。スガシカオのエロスを堪能できるのは女じゃなくて男だろ。スガシカオには俺的名盤の 『FAMILY』 が立ちふさがっていて、2003年ですら聴いた回数を 『SMILE』 が超えることができなかった。 3 年後には 『FAMILY』 を超えそう。スガシカオは年々好きになる。

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EXTENSION / ISSA (2003) CCCD
ISSA の声は本当に歌謡ロックにぴったり。 m.c.A・T の抑揚あるメロディに慣れてしまった耳からすると、全体的に地味に聞こえてしまう感は否めないけれども、これでもかと並んだ枯れたミュージシャンの曲に、不思議なエネルギーを注ぎ込める ISSA の声は好みなのであります。ゴスペラーズ系がハマったのは意外。

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beauty and harmony 2 / 吉田美和 (2003)
ドリカムでの吉田美和の粘性は時にトラックが饒舌に過ぎて、感覚的な分離ができずに困ることがあるんだけど、ソロは作り込みすぎないから、文章的にその感覚が浮上してきていい。これであと 2 曲ほどあったなら、すっかり抜け出せなく魔力が上乗せされたんだろうな。それだけがもったいない。

もっとあるかと思ったけど、こんなものか。 2004 年もいい出逢いがありますように。