2003年02月18日

BoA 888

[ AV]

ひさしぶりに 888 を引っ張り出して BoA の新譜を聴いた。 EX70 のブーミーな低音に慣れた (バスブースト ON になんて絶対! しない) 耳からすると、やけに線の細い、ややすると高域が目立ちすぎる印象。でも使っているうちにだんだんと、耳の守備範囲が広くなっていくのを実感。先日読み始めた英語の本に接しているときのような感じ。脳の行き届く範囲が拡がって、鈍感になっていたところがマッサージされながら柔らかくなって、ソフトにかつ鋭敏になっていくような。

ヘッドホンを通しての音なので、分離の良さを体感できるのはもちろんのこと、 BoA のような、人工的な音源がメインの音楽を聴いていると、凝った定位が存分に楽しめる。だからこそ、なかなかナイスに楽しめる。よいよい。

でも、 888 を使うとバスブーストを 1 段階入れないと辛い。 BoA のようなキックベースに意味のある音楽では、ラジカセやヘッドホンを使って、かつブーストを入れて聴くというシチュエーションがデフォルトとして想定されているからかな。事実、ブースト OFF よりも耳が安定するというか、音のバランスがよくなる。音像が引き締まる印象。

888 は音への色づけが少ないという印象がある。だからこそ、電車で使うとイマイチ気分が盛り上がらなくて、 EX70 に完全移行していたという経緯がある。これからは室内で使ってあげよう > 888 。

そういや、マスタリングエンジニアがオレンジの小泉由香さん。僕の中では、バンドサウンドとの相性が抜群という印象だったので、この取り合わせはちょっと驚き。音の外側に余裕を残して、迫力と隙間を備えあわせたバランスを作ってくれる人、というイメージで。

BoA のアルバムそのものについては、友人知人から 「韓国人が歌う日本語」 という観点でその特徴を教えてもらったのだけど、なかなかそこまで耳がついていけない。ただ、母音が気持ちいいのはわかる。

リンク先 URL は 02.18.03 現在

cf.
BoA "VALENTI" P:2003