2003年07月16日

SINGLE COLLECTION and more / Folder + Folder 5 (2003)

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行方不明 (探さないでください)

ただいま 4:05 a.m.。眠れないのであります。カーテンを開けると、空は濃紺になりつつあるのでしょうが、それを確かめる勇気もないので、こうやって横になりつつ手慰みのキーボードとするのであります。眠気のねの字も来やしないので、とりあえず時間を潰す方向で行きましょう。

本を読んでしまうと余計に元気になるので、こういうときこそ音楽がよいのです。かといってヘッドホンで Folder を聴いている自分はいかがなものでしょうか。それは Folder がどういう存在であるかを知る人でしかわかり得ない、笑えない冗談の類なのであります。

その答えは各々見つけていただくとして、とりあえず、今言えることだけを書き残しておこうと思うのです。三浦大地は偉大であります。女の子がユニゾンコーラス程度で終わっている 「パラシューター」 はまだ許しましょう。が、少しでもこのどこぞの馬の骨ともしれない女の子がピンで歌っているパートのある曲はいただけません。不純物以外の何物でもありません。が、それ以前に、 「パラシューター」 以降、パワーのある曲が続かなかったことに問題があるのですが、それは触れてはいけない領域なのでありましょう。

この名も知れぬ、知る気にもなれぬ女の子の影も姿も見えない 「I WANT YOU BACK」 「Everlasting Love」 での凄さと言ったらありません。変声期を迎える少年が無理をする姿と、将来有望なボーカリストとしてのバケ方を見せるこの面白さは、他では味わうことが出来ないでしょう。

「I WANT YOU BACK」 の最後の最後で聴かせるシャウト、その嗄れ具合は、過去の自分の声への訣別を表明したものであります。そしてその数秒後 「Everlasting Love」 のイントロに訪れるフェイクは、抜け殻の置き場も知れぬ、新たなる自分のお披露目でありました。しかし、それに続く曲がなかったというのは、いかがなものでありましょうか。

時は 99 年 12 月。平井堅が新たな扉を開き、ゴスペラーズが長すぎる下積みにピリオドを打ち、 CHEMISTRY の素となる人間が公開オーディションに掛けられ、そして有象無象の実力派男性ボーカリストたちが、スムースなトラックにその甘い声を乗せることを広く赦されるようになったのは、そのわずか後であります。

片鱗を見せ、水面下へと潜ってしまった三浦大地は、いまだ姿を見せず。

それにしても 「Everlasting Love」 以降に並ぶ、頭がおかしくなりそうな凡曲と凡ボーカルの連続はどう評したら良いものでしょうか。敬愛すべき t-kimura でさえも、やっつけ仕事で終わらせているこの存在については。いや、この件については目をつぶっておくのが大人というものでありましょう。早い話が黙殺であります。では、三浦大地の行方についてはどのように処理したらよいものでありましょうか。そして時計は 4:25 。私の眠気はどのようにしてたぐり寄せたらよいものでありましょうか。

cf.
Folder + Folder 5 "SINGLE COLLECTION and more" P:2003 CCCD

((追記))
もう 6 年も前から 「パラシューター」 を聴いたり歌ったりしているのに、 3'25" から 10 秒間のシンセが、まんま松浦雅也だということに気がつかなかったってのは、一体全体どうしたものだろう。また、6年間一度もカラオケで満足行く出来にならなかったという不甲斐なさも、一体全体どうしたものだろうか。

ということで、もう一回くらい歌ったら無理矢理にでも寝ることにします。この時間にこの曲を歌うというのは、朝から異常に精力的と見るべきか、やけくそもここまでくると男気すら覚えるというか、カーテン越しにも空が明るくなったのがよくわかる。今年の夏は 「パラシューター」 で決めるか。

あぁ、なんてすばらしい不眠明けの朝!

うへっ。この当時、三浦大地って小学 4 年生だったの? ちょっと待った! ってことは 「Everlasting Love」 を歌っていた時って…眠れねぇ…