2009年05月13日

CDショップ大賞

http://www.cdshop-kumiai.jp/cdshop-taisho/

ノミネート作品を含めて、ざっと半分程度のアルバムを聴いていたことに「ああ、自分の耳もまだそれほど隠居していないんだな」と安心してみたり。ノミネート&受賞作品に対して文句をつけるほど聞き込めていないのが今日この頃だけれども、きっと順当な結果なのだろうと思ってみたり。ざっくりとまとめてしまえば「いいものはいい」。きっとそんな簡単なことを語りたいがために作られた賞なのだろうなと。

音楽好きが勧める音楽は、言葉で意思疎通を図る以上に難しい意思疎通を図るためのアイテムになってしまいがちだけれども、きっとこの中の一枚でもどこかフックする要素があるわけで、対象とする相手を間違えさえしなければ音の輪が拡がっていくことにつながっていくのだろうなと。そういった作品が名を連ねているところに良心を感じてみたり。

このところは自分が聴く音楽に対する自信(それは多分に普遍性というところによる部分が大きいのだろうけれども)が無くなりつつあったけれども、この結果はちょっとだけ自分の背中を押されたような「音楽好きが選ぶ音楽」という結果にまとまってくれたように思える。『本屋大賞』とはちょっと視点を変えて、「どこかしらとがった所がある作品をピックアップする大会」として長続きしてくれればよろしいのではと思った次第。願わくば、今後は受賞作品へのコメントがもう少し冷静な文章=作品を手に取らせる文章になることを祈って。