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Shure SE425をリケーブル ~SONG’S AUDIO「UNIVERSE」~

ついにリケーブルに手を出してしまった。きっかけはElectric AsturiasをWalkmanで聴いている時に「これがもっと元気で太い音になってくれたら良いのだけれどもな…そうだ、リケーブル、しよう!」と閃いてしまったからなのです。

で、あまりどっぷり調べるのも疲れるので、ざくっと調べて、さらにざくっとWeb上のインプレッションなんかを参考にして、半ば博打感覚でSONG’S AUDIOの「UNIVERSE」を購入することに決定。値段も安すぎず高すぎず、SE425に合わせるには丁度いい価格帯ではないかと思ったからなのであります。

ということで、本日現品が到着し、早速オリジナルのケーブルと取っ替え引っ替え3時間弱。そのインプレッションをメモとして残しておこうと思った次第。

なお、送り出しはSONY NW-ZX1の直差しで行っています。

・宇多田ヒカル「Automatic」Hi-Res
ボーカルの生々しさが当社比120%にアップと言ったところ。声は張り出すが厭味にならず、ボーカルそのものを堪能出来る調整がされている模様。SE系の浮遊音やギターの音の一つ一つがクリアになり、楽器の存在感も明確になる。

・上原ひろみ「Alive」Hi-Res
ピアノの定位が明らかに変わり、純正ケーブルよりもやや上方向に定位する。それによって、楽器間の分離もより明確になる。また、各楽器にエネルギーが新たに付帯されたような印象。かといってうるさくなるわけではなく、エネルギー感が増して、全体のボトムアップに繋がっているという感。明らかにアンサンブルが楽しく聴けるようになる。

・NICKELBACK「Million Miles An Hour」Hi-Res
元々タイトだった音がさらにタイトに。腰が高かったバストラムの音がまず一段下がる。それによってギターのカッティングが明確に表現される。左右でカッティングされているギターのエネルギー感が増すために、楽曲自体の太さも増幅される。これは楽しい。

・RED HOT CHILI PEPPERS「Around the World」Hi-Res
ドラムのタムの残響音が明瞭に。意外と高域方向に音が伸びるのを感じる。曲の後半にうっすらと入っていたシンセの音がクッキリと浮かび上がる。やはり鳴っている楽器の一つ一つをクリアにさせるケーブルか。

・Saigenji「SUNRISE」MP3
冒頭に楽器が鳴り出す瞬間に音場が拡がったことが分かる。ボーカルも線が太くなり、より力強く。全体的に鳴り渡るアコースティックギターの音も存在感を現わし、Saigenjiの魅力を構成する要素がはっきりとする。音場が拡がったことにより、コーラスがより離れた位置から音を包み込むように歌われているように感じられる。

・SHAKKAZOMBIE「So Tight, So Deep」MP3
男性ラップがとにかく思い切り前面に出て来て存在を主張する。左右にパンが振られた女性ボーカルも、コーラス的存在からボーカル的存在として立場を明確にする。音数が少ないために、鳴っている全ての音が手に取るようにわかる。全体的な底上げ感とエネルギーの注入量が半端ではない。

・T-SQUARE「MEGALITH」MP3
それまで一つの楽器であるかのように聞こえていたギターとサックスが、実はユニゾンしていると言う様がはっきりと見えるようになる。サックスは一つ一つの音の粒がクッキリと表現される。ドラムがタムを叩いたときの音の位置がよりはっきりと。これも全体としてパワー系の音に生まれ変わる。

ということで、ざっくりとしたインプレッションでした。全体的に、ボリュームが0.5目盛り程度上がったかのようなエネルギーの注入力が感じられた次第。音源の特徴を明瞭にする効果があるケーブルではないかと。聴いていて基本的に楽しくなる音作り。ジャンルは特に大きくは選ばないような気がしますね。いい意味で「それなりの音に聴かせてくれるケーブル」と言ったところかな。

さて、この比較試聴はWalkmanのイコライザをOFFにして行ったのだけれども、その後も気がついたらイコライザを入れずにずっとイヤホンリスニングをしておりました。実はそれくらいの変化を伴う実力がこのケーブルにはあるということではないかと。その辺は実際に地下鉄の車内で使ってみないと分からないところですがね。