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そのスピーカーケーブルはアンプの力を引き出しているか?

念願のスピーカーケーブルを新調。それまでは1mあたり400円くらいのケーブルを使っていたのですが(一応それなりに意味はあったのです)、ずっとこのケーブルの存在が心に引っ掛かっていて、ようやく踏ん切りがついて新規購入するに至ったわけであります。

とはいえ、買ったのは1mあたり1,500円の、ケーブルとしては安い部類に入る物。ずっと目をつけていたガレージメーカーの独自製品で、値段に比例しない音作りだというので「まぁ、この値段ならギャンブルしてもいいだろう」と思って購入したわけでありますが。

これが凄い。価格にすれば微弱なレベルでの4倍の品に変わったわけですが、音質は数値では測れない改善と向上に繋がってしまいました。とにかく出る音出る音、非常にフレッシュ。「これで1,500円ですか!?」と唸りながら、ディスクやハイレゾ音源を取っ替え引っ替え、1週間ほど楽しんでいたのであります。

まずはスピード感が全く異なる。とにかく速い。そしてエネルギーの量も半端ではない。それでいてうるさいところは一切なく、いやな音は出さない。ロックもテクノもフルオケもボーカル物も、美味しいところをぐっと引き出してくれる。ボリュームを上げていっても破綻しない。むしろ楽しい。

ケーブルだけでこんなに音が変わるものか?と思いつつ、そのような話をオーディオの師匠様に尋ねたところ「ようやくアンプの本領を引き出したのではないか?」との回答。なるほど納得。

これまではケーブルがリミッターをかけてしまっていて、アンプのポテンシャルを引き出せていなかったわけだ。それをこの安価かつよく出来たケーブルが引き出してくれたと言う次第。ケーブルの能力もさることながら、実はアンプが凄かったのかと、このアンプを購入し、もう4年弱は経過するところでようやく気付かされたわけです。

アンプはそこそこの値段がするものだけれども(決してオーディオの領域としては高い物ではないですが)、その値段相応の力を1,500円のケーブルが引きずり出す。面白い構図もあったものだと思った次第であります。

値段と音は比例しそうで比例しない。自分好みの音にさえなればそれで良い。それがオーディオというものなのだなぁ、と再認識したこの1週間でありました。これでまたソフト漁りに拍車がかかるのだろうなぁ…。