Michael Ray / Michael Ray (2015 ハイレゾ 44.1/24)

今週の新譜に掘り出し物はあるかしら?と思いながらHDtracksの新譜コーナーを眺め、「カントリー&ブルーグラス」のジャンルに新譜が出ていたので軽い気持ちで試聴してみたら。

なにこれ?

全然カントリーじゃないし、むしろ痛快なロックだし。なによりもウタヂカラが半端ではないし。試聴音源だけで一気に引きずり込まれた。「これはもしかしたら、今年1,2位を争う掘り出し物なのでは???」といてもたってもいられなくなり、念のためにAmazonでCDの値段を確認。と、やはり日本国内では全く持ってノーマークなアーティストだったらしく品切れでかつハイレゾよりも高い。もうすっかりハイレゾ擦れしてしまい、パッケージメディアにそれほどのこだわりもなくなってきた自分としては、サクッとハイレゾ音源で購入。その辺は、圧縮音源を買うよりも格段に抵抗が少ないですよ。

で、肝心の音楽ですが。うん。これはなんだろう、普通の男性ボーカリストのアルバムであって、何かにカテゴライズされるような音楽ではない。いいメロディにいいアレンジによく通る声。非常に惚れやすい声、といったらいいのだろうか。チャームに溢れるボーカル。そしてなによりも爽やかな空気をまとった声。これは大きな武器ですよ。

カントリー的要素は、確かに楽曲によってはバックでバンジョーらしき楽器が鳴っているなぁ、と感じる程度。むしろごく普通のボーカリストのアルバムとして聴ける。というか、むしろそう言った観点で聴いた方がすんなりと耳に入ってくるのでは。

カントリーというジャンルにしておくことが、もしかしたらアメリカの商業的な側面では有利に働くのかもしれないけれども、日本人が考えるアメリカのカントリーミュージック像というのはちょっとバイアスがかかっていて妙に敷居が高くなったりするので、日本国内としてはちょっともったいないかな、という感もありつつも、うまくプロモートすれば、絶対に日本ウケしますよ、これ。アメリカではワーナーですね。国内のワーナーも、ちょっとプロモートしてみる気はありませんか?FMあたりのパワープレイにすれば、結構いいところまでいく匂いがプンプン漂ってきますよ。本当にFMからこんな音楽が流れてきたら、はっとして耳を奪われると思うのですが、いかがなものでしょうね。

朝を爽やかな音楽で迎えたいという、音楽で気分をコントロールされてしまうミュージックジャンキー向けに。これは当たりです。

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